クラスタシステムとは
複数のコンピュータ(ノード)をネットワークで連携させ、あたかも一台の大きな仕組みとして動かす構成をクラスタシステムといいます。単体のサーバでは得にくい処理速度や、止まりにくさ(可用性)を実現するための考え方です。
Webサービスやデータベースのように、24時間稼働と高い処理量が求められる場面で使われます。複数台が同じ役割を持ち、負荷を分け合いながら同一のサービスを提供するイメージです。
仕組みの例では、負荷分散装置やソフトウェアがリクエストを各ノードへ振り分け、共有ストレージやレプリケーションでデータをそろえます。あるノードが故障しても、残りが処理を引き継ぐフェイルオーバーが自動で働き、サービスの停止を最小限にします。
メリットは、台数を増減して性能を調整できる拡張性、計画停止を減らせる保守性、標準的な機器の組み合わせでコストを抑えやすい点です。
まとめると、クラスタシステムは複数台でひとつのサービスを守り、速く安定して提供するための土台です。

