IT用語入門:WORM【一度だけ書けて後は読み取り専用】

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WORMとは

WORMは「Write Once Read Many」の略で、一度だけ書き込みができ、その後は読み取り専用になる保存方式です。保存したデータを後から変更や削除できないようにすることで、記録の改ざんや消失を防ぎます。単なるバックアップとは異なり、内容の不変性を保証する点が特徴です。

変更できない記録は、取引履歴や医療記録、契約関連文書のように、正確な履歴が求められる場面で強みを発揮します。金融、医療、法務などの分野で重視され、監査対応やコンプライアンスの強化にも役立ちます。法令や業界規制でWORM保管が求められるケースもあります。

仕組みとしては、WORM対応の光ディスクや専用ストレージ、クラウドのオブジェクト保存などで実現します。ソフトウェアの書き換え禁止フラグや保持期間ロックを組み合わせ、指定した期間は誰も変更できない状態を保ちます。クラウドではオブジェクト単位で保存期間を設定できるため、運用に合わせた細かな管理が可能です。

主なメリットは、改ざん防止、監査証跡の確保、長期保管の信頼性です。重要データの「最後の砦」として、通常のバックアップと併用することで、復旧性と証拠性の両立がしやすくなります。