リスクアセスメントとは
リスクアセスメントとは、組織やシステムに潜むリスクを洗い出し、その起こりやすさと影響度を見積もり、受け入れ可能かを判断する手順です。結果は、どのリスクから対処するかの優先度を決める根拠になります。情報セキュリティや業務継続などで使われ、リスクマネジメントの土台となります。
進め方は三段階です。まず、起こり得る事象や原因、結果を見つけて記録する特定。次に、発生確率と影響からリスクレベルを見積もる分析。最後に、組織の基準と比べて受容できるかを判断する評価です。例えば新サービス公開前に、不正アクセスや障害のリスクを評価します。
このプロセスにより、回避・低減・移転・受容といった対応策の優先順位が明確になり、限られた予算や人員を重要な箇所へ配分できます。見落としを減らし、判断の理由を関係者と共有しやすくなる点も利点です。要するに、効果的で説明可能なリスク対応の出発点がリスクアセスメントです。

