ブラックボックステストとは
ブラックボックステストは、システムの内部の作りを見ずに、入力と出力だけで正しく動くかを確かめるテストです。仕様書に基づき、さまざまな入力を与えたときに期待どおりの結果が返るかを確認します。主にシステムテストや運用テストで使われます。
たとえばログイン画面なら、正しい組み合わせで入れるとログインでき、誤ったパスワードでは適切なエラーが出るかを確かめます。計算機能なら通常の値に加え、極端な値や未入力なども試します。
テスト設計では、同値分割や限界値分析、原因-結果グラフ、エラー推測といった手法を使い、重要なパターンを漏れなく効率的に洗い出します。こうした観点でケースを整理することで、仕様通りのふるまいを幅広く検証できます。
内部を見ないため実装の詳細に左右されにくく、ソースコードの知識がなくても実施しやすい点が利点です。ただし内部の分岐漏れは見落としやすいため、ホワイトボックステストと組み合わせて役割を分担します。

