IT用語入門:デジタルタトゥー【ネット上に残る消しにくい痕跡】

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デジタルタトゥーとは

デジタルタトゥーとは、ネットに公開・送信された情報が拡散や保存を経て、完全に消し去ることがほぼ不可能になる現象やその痕跡を指す。入れ墨になぞらえ、削除しても写しや記録が残る点が特徴だ。

対象はSNSの投稿、画像・動画、ブログの発言だけでなく、報道記事、監視カメラやGPSの位置情報、IoT機器のログ、流出した個人・企業データなど多岐に及ぶ。検索エンジンのキャッシュ、アーカイブ、転載、スクリーンショット、ミラーサイトが残存を後押しする。

対応策として、権利侵害に対する送信防止措置や発信者情報開示請求など法律に基づく手続きがある。EUでは検索結果からの除外を求める忘れられる権利も認められる。しかし実務上は迅速に消せない場合が多い。

公開前に拡散されても困らない内容かを見直し、個人情報や機密の扱いを最小限にし、共有範囲や端末のセキュリティ設定を点検することが重要だ。デジタルタトゥーは「残る前提」での情報管理を促す考え方である。