IT用語入門:母集団【調査の対象となる集団全体】

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母集団とは

母集団とは、ある調査や観測で「本当に知りたい対象」をすべて集めた集団のことを指す。統計学の基本概念で、数え切れるものは有限母集団、理論上は尽きないものは無限母集団と呼ばれる。

現実には全員を調べるには手間も費用も大きい。そこで母集団から無作為に一部を選んだ標本を調べ、結果から全体の傾向を推定する。これが標本調査で、推定には標本誤差が伴う。一方、対象を漏れなく調べる全数調査もあり、誤差は原理上生じにくいが、負荷が非常に高い。

例えばアプリの満足度を全国の利用者全員に聞く代わりに、代表となる数百人にアンケートを取り、平均や割合から全体像を推し量る。母集団の定義を明確にし、標本の取り方を適切に設計することが、信頼できる推定と意思決定につながる基盤となる。