IT用語入門:分割表【カテゴリ同士の関係を数で見る表】

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分割表とは

分割表は、2つ以上のカテゴリ変数の組み合わせごとに件数を並べた表です。男女や血液型、購入の有無のように順序や大小を持たない区分を、行と列に配置し、その交点に観測数を記録します。基本形は2×2の表で、各行・列には合計も付けます。数え上げの結果を整理し、関連の有無を直感的に確認するための基礎的な道具です。

例えば、100人に転職経験の有無を尋ね、行に「転職あり/なし」、列に「男性/女性」を置けば、四つのマスに人数が入ります。これにより、どの組み合わせが多いかを一目で把握できます。数字は単なる合計ではなく、カテゴリ同士の関係を示す手掛かりになります。

分割表からは、行割合や列割合、オッズ比などの指標を計算できます。さらに、変数同士が独立かどうかを調べるカイ二乗検定などの統計手法の土台になります。構造が単純で読みやすいのが利点で、調査結果の要約、傾向の可視化、仮説検証の出発点として、マーケティング、医療、ITのログ分析まで広く使われます。まず数で関係を確かめるための基本ツールが分割表です。