カーボンフットプリントとは
カーボンフットプリントとは、製品やサービスの一生で発生する温室効果ガスを、二酸化炭素換算量(CO2e)として合計した指標です。原材料の調達、製造、輸送、使用、廃棄・リサイクルまでのライフサイクル全体を対象にし、環境負荷を数値で示します。
例えばペットボトル飲料なら、樹脂の原料生産から飲料の製造、物流、冷却や消費、回収や再資源化までが範囲に入ります。算定は各工程の活動量に排出係数を掛けてCO2eを求め、全工程を積み上げるのが基本です。これにより製品ごとの排出量を見える化し、比較できます。
国内では経済産業省と環境省がISO 14067を参照した指針を示し、一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)が算定や認証を支援しています。企業は優先すべき削減策を選びやすくなり、消費者も負荷の小さい選択が可能に。脱炭素へ向けた行動を後押しする基盤となります。

