レガシーシステムとは
レガシーシステムは、古い技術やプラットフォームに依存して動く企業の情報システムを指します。1980年代に導入されたメインフレームやオフコン上の仕組みが代表例です。長年使われてきた基幹業務に多く、当時の要件や環境に最適化されているのが特徴です。
多くは独自OSや特殊な言語・データ形式で動き、機器とソフトが密結合です。そのためデータ移行や機能追加に手間と費用がかかり、更新が滞ってセキュリティの弱点が残ることがあります。長期の安定稼働は強みですが、技術者の高齢化により改修や保守の要員確保が難しくなっています。
経済産業省のDXレポートは「2025年の崖」を指摘し、レガシーを放置すると競争力低下につながると警鐘を鳴らしました。企業は置き換えや統合を計画的に進め、クラウドやデータ活用も見据えた柔軟な基盤へ移行することが重要です。これにより、変化への迅速な対応と安全性、運用効率の向上が期待できます。

