Excelを使っていると「もっと見やすい文字にしたい」「ビジネス用に落ち着いたフォントにしたい」と思うことがありますよね。そんなときに便利なのが フォントの変更 です。
フォントを変えるだけで、表や資料の印象が大きく変わります。
この記事では、Excelでフォントを変更する方法 と よく使われるおすすめフォント をわかりやすく解説します。
フォントを変更する基本手順
1. セルを選択する
フォントを変更したいセルをクリックします。

2. ホームタブを開く
上部の「ホーム」タブをクリックします。
3. フォントを選択
「フォント」グループ内のフォント名ボックスをクリック → 一覧から好きなフォントを選択

4. フォントを決定

一度に複数セルのフォントを変更する方法
- 文字を変えたい範囲をドラッグして選択
- ホームタブからフォントを選択
👉 表全体を整えるときに便利です。
既定のフォントを設定する方法
毎回フォントを変更するのが面倒な場合は、既定のフォントを設定しておきましょう。
- 「ファイル」 → 「オプション」 をクリック
- 「基本設定」タブから「新しいブックの作成時に使用するフォント」を選択
- 「OK」で確定 → Excelを再起動
これで新規ブックは自動的に設定したフォントが使われます。
Excelでよく使われるおすすめフォント
Excelには多くのフォントが用意されていますが、実際によく使われるのは以下のフォントです。
1. メイリオ
- 見やすさ重視の日本語フォント
- 太さがしっかりしており、プレゼン資料やレポートにおすすめ
2. 游ゴシック
- Windowsの標準フォントの一つ
- スタイリッシュで読みやすく、ビジネス資料に最適
3. MS ゴシック
- 昔から使われている標準フォント
- シンプルでExcelとの相性が良い
4. MS Pゴシック
- ゴシック体の中でもコンパクトで省スペース
- 数値や表の中でよく使われる
5. Calibri(英数字向け)
- 英数字を多く含む資料や国際向けの資料に使いやすい
- 見た目がすっきりしている
6. Arial(英数字向け)
- 国際的に広く使われている定番フォント
- 海外向けのビジネス資料で信頼感を与えられる
フォント選びのポイント
- ビジネス資料 → 游ゴシック・メイリオ
- 数値中心の表 → MS ゴシック・MS Pゴシック
- プレゼン用・見やすさ重視 → メイリオ・Calibri
- 海外向け資料 → Arial・Calibri
まとめ
Excelでフォントを変更するのは簡単です。
- ホームタブから好きなフォントを選ぶ
- 複数セルや表全体も一括変更可能
- 既定のフォントを設定すれば毎回の手間が省ける
- よく使われるフォントは「メイリオ」「游ゴシック」「MS ゴシック」「Calibri」「Arial」など
見やすく、読みやすい資料を作るために、ぜひフォント変更を活用してみましょう。