Excel関数入門:TEXTAFTER関数の使い方【特定の文字より後の文字列を抽出】

データ作成をしていると「ある文字の後ろの部分だけを取り出したい」という場面はよくあります。
たとえば「福岡県福岡市博多区」「神奈川県横浜市中区」のような住所から、
「県」より後の部分(市区町村以下)だけを抜き出したいとき、手作業で文字を削除するのは大変です。

そんなときに便利なのが TEXTAFTER関数 です。
指定した文字より後の部分を、関数ひとつで自動的に取り出せます。


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TEXTAFTER関数とは

TEXTAFTER関数は、指定した区切り文字より「後ろの文字列」を抽出する関数です。

メールアドレス・住所・ファイル名など、一定のパターンで文字列が並んでいるデータ整理に最適です。


書式

=TEXTAFTER(文字列, 区切り文字, [出現回数], [一致モード], [末尾一致], [見つからない場合])

引数の説明

  • 文字列:対象となる文字列またはセルを指定します。
  • 区切り文字:区切り文字を指定します。
  • 出現回数(省略可):区切り文字が複数ある場合、どの位置の後ろを取得するかを指定します。
  • 一致モード(省略可):大文字・小文字を区別するかを指定します。
    • 0=区別する(既定)/1=区別しない
  • 末尾一致(省略可):テキストの末尾を区切り文字として扱うかを指定します。
    • 0=扱わない(既定)/1=末尾を区切りとみなす
  • 見つからない場合(省略可):区切り文字が見つからないときに返す値を指定します。

TEXTAFTER関数の使い方

例:住所の「県」より後を抽出する

TEXTAFTER関数を使い、住所の「県」より後ろの部分を取り出してみましょう。

=TEXTAFTER(B3,"県")

この数式では、「県」という文字を区切り文字として指定しています。

たとえば、セルB3の「福岡県福岡市博多区博多駅前」では、
TEXTAFTER関数の結果は 「福岡市博多区博多駅前」 になります。

同様に、セルB4の「福岡県北九州市小倉北区」では 「北九州市小倉北区」
B5の「神奈川県横浜市中区山下町」では 「横浜市中区山下町」 が返されます。

つまり、「県」より後ろの部分「市区町村以下の住所」を自動で取得できるわけです。

このように、TEXTAFTER関数は、メールアドレス・住所・ファイル名など、一定のパターンで文字列が並んでいるデータ整理に最適です。


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関連関数

関数名機能
TEXTBEFORE関数指定した文字の「前の部分」を抽出する
TEXTSPLIT関数区切り文字で文字列を分割し、複数セルに分配する
MID関数指定した位置から任意の文字数を抽出する
RIGHT関数文字列の右側から指定した文字数を抽出する

Excel関数一覧はこちら

まとめ

TEXTAFTER関数を使えば、特定の文字の後にある文字列を簡単に抽出できます。

テキスト処理やデータ整理を効率化したいときに、TEXTBEFORE関数とあわせて覚えておくと非常に便利です。

関連記事:TEXTBEFORE関数の使い方

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