Excel関数入門:ROUNDUP関数の使い方【小数点を切り上げ】

数値を「常に切り上げたい」場面で役立つのが ROUNDUP関数 です。
ROUND関数が四捨五入するのに対し、ROUNDUP関数は「常に上方向に切り上げる」特徴を持っています。

この記事では、ROUNDUP関数の基本的な使い方から、ROUND・ROUNDDOWN関数との違いまで詳しく解説します。


PR

ROUNDUP関数とは?

ROUNDUP関数は、指定した数値を常に切り上げて丸める関数です。
桁数を指定して、整数や小数点以下の桁をコントロールできます。

書式

=ROUNDUP(数値, 桁数)

引数の説明

  • 数値:切り上げたい元の数値
  • 桁数:丸めたい桁数(正数=小数点以下、0=整数、負数=10の位など)

ROUNDUP関数の使い方

例 1:小数第2位で切り上げ

=ROUNDUP(3.1415, 2) → 3.15

例 2:整数に切り上げ

=ROUNDUP(7.1, 0) → 8

例 3:負の数の切り上げ

=ROUNDUP(-123.45, 1) → -123.5

例 4:10の位で切り上げ

=ROUNDUP(123, -1) → 130

実務での活用例

1. 商品の数量を切り上げて管理

=ROUNDUP(在庫/1箱の個数, 0)

→ 不足しないように1箱単位で切り上げて発注数を出す

2. 小数点付き価格の調整

=ROUNDUP(B2, -1)  '10円単位で価格を切り上げる

3. 作業時間を15分単位に切り上げて請求

=ROUNDUP(作業時間/15, 0)*15

ROUND・ROUNDDOWNとの違い

関数動作
ROUNDUP常に切り上げ
ROUND四捨五入
ROUNDDOWN常に切り捨て

注意点

  • 常に切り上げになるため、「絶対値が大きくなる方向」に丸められます(負の数も)
  • 数値そのものを変更するため、計算結果に影響あり
  • 桁数をマイナスにすると、10の位・100の位でも調整可能

まとめ

ROUNDUP関数は、「必ず切り上げて余裕を持たせたい」処理に最適な関数です。
在庫管理、見積計算、時間調整など、実務でも多くの場面で活躍します。ROUND・ROUNDDOWN関数とセットで理解すれば、数値の丸め処理が自由自在になります!

関連記事:ROUND関数の使い方
関連記事:ROUNDDOWN関数の使い方