平均値を求めるとき、データに極端に大きい値や小さい値(外れ値)が含まれていると、結果が歪んでしまうことがあります。そんなときに便利なのが TRIMMEAN関数 です。
TRIMMEAN関数を使えば、指定した割合だけ外れ値を除外し、残りのデータで平均を計算することができます。
TRIMMEAN関数とは
TRIMMEAN関数は、データ範囲から両端の一定割合のデータを除外し、残りのデータの平均を返す関数です。
統計や品質管理の分野でよく利用されます。
書式
=TRIMMEAN(配列, 割合)
引数の説明
- 配列:平均を求めるデータの範囲
- 割合:データの上下両端から除外する割合(0〜1の小数で指定)
全体で 10 個のデータがあり、割合に 0.2 を指定した場合、10 × 0.2 = 2 となり、上位から 1 個、下位から 1 個の合計 2 個のデータが除外されます。
TRIMMEAN関数の使い方

=TRIMMEAN(B3:C7,0.2)
この例では、2列合計10個の点数データに対してTRIMMEAN関数を使用しています。
第2引数「0.2」は、全体の20%のデータを除外することを意味します。
10個のデータの20%は2つ分なので、最も小さい値と最も大きい値がそれぞれ1つずつ除外されます。
このデータでは、最小値「52」と最大値「95」が除外され、残った8個のデータの平均が計算されます。

このようにTRIMMEAN関数は、複数列のデータでもまとめて扱い、外れ値を除いた平均を求めることができるのが特徴です。
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関連関数
| 関数名 | 機能 |
|---|---|
| AVERAGE関数 | 通常の平均を求める |
| AVERAGEA関数 | 文字列や論理値も含む平均 |
| AVERAGEIF関数 | 条件付きの平均を求める |
| AVERAGEIFS関数 | 複数条件付きの平均を求める |
まとめ
TRIMMEAN関数は、データの両端から指定した割合のデータを削除して平均を求めることで、外れ値の影響を除いた平均値を計算できる便利な関数です。
品質管理や統計処理で外れ値を除外した平均を求めたいときに非常に有効です。



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