不正アクセスとは
不正アクセスとは、正当な権限を持たない第三者が、ネットワークやシステム、オンラインサービスに侵入し操作する行為を指します。目的は情報の盗取や改ざん、業務妨害などで、個人の被害から企業の信用失墜まで影響が及びます。被害は気づきにくく、短時間でも重大な損失につながる点が問題です。
入口となる手口には、ID・パスワードの流出や使い回し、フィッシング、総当たりの推測、ソフトウェアの脆弱性悪用、マルウェア感染、心理的なだまし(ソーシャルエンジニアリング)などがあります。クラウド利用の拡大で、場所や時間を問わず狙われる機会も増えました。
攻撃者は認証情報を奪うか保護の穴を突いて初期侵入し、得た権限で内部を横移動して重要データへ近づきます。ログを消すなど痕跡を隠す動きも見られ、発見が遅れるほど被害が広がります。こうした流れを理解すると、防御点が見えやすくなります。
対策は技術と運用の両輪です。多要素認証と強固なパスワード、ソフトウェア更新、ファイアウォールや侵入検知による遮断と監視、定期バックアップを組み合わせます。利用者は怪しいリンクを開かず、使い回しを避けます。組織は教育とログ点検、初動手順の整備で備えます。日本では不正アクセス禁止法により、行為自体が規制されています。
関連用語
PR

