パソコンやスマートフォンを使っていると、「動作が遅くなった」「知らない広告が表示される」といった異常が起こることがあります。その原因の一つが、知らないうちに侵入して情報を収集する「スパイウェア」です。
スパイウェアとは
スパイウェア(Spyware)とは、ユーザーの同意なしに個人情報やインターネットの利用履歴などを密かに収集する悪意あるソフトウェアのことです。
コンピューターウイルスと同様にマルウェアの一種であり、不審なWebサイトの閲覧やメールの添付ファイル、無料ソフトのインストールなどをきっかけに侵入することがあります。
ウイルスとの違い
コンピューターウイルスとスパイウェアはどちらも危険なソフトですが、目的と動作が異なります。
- ウイルス:自己増殖して他のファイルやPCへ感染を広げる
- スパイウェア:密かに侵入し、情報を盗み取る
スパイウェアは目立った被害が出にくいため、気づかないまま情報が流出する危険があります。
主なスパイウェアの種類
■ アドウェア
広告を強制表示し、閲覧履歴などの情報を収集・送信します。
■ キーロガー
キーボード入力を記録し、IDやパスワード、クレジットカード情報などを盗み取ります。
感染すると起こる症状
スパイウェアに感染すると、次のような異常が発生することがあります。
- 見覚えのない広告が頻繁に表示される
- パソコンの動作が遅くなる
- ブラウザの設定が勝手に変更される
- 個人情報が不正利用される
予防と対策
スパイウェアの被害を防ぐには、日常的なセキュリティ対策が重要です。
- セキュリティソフトを導入し、常に最新状態に保つ
- 不審なサイトやリンクを開かない
- 信頼できないソフトをインストールしない
- OSやソフトを最新の状態に更新する
近年のスパイウェアは高度化し、検出が難しくなっています。基本的な対策を継続することが、安全な利用につながります。
まとめ
スパイウェアとは、ユーザーに気づかれないよう侵入し、個人情報や利用履歴を収集する悪意あるソフトウェアです。ウイルスのように増殖はしませんが、情報漏えいのリスクが高いため、日頃からセキュリティ対策を徹底することが重要です。