IT用語入門:クエリ【データを取得するための問い合わせ】

検索エンジンで言葉を入力すると結果が表示されたり、データベースから必要な情報を抽出できたりする仕組みがあります。
こうした「情報を取り出すための要求」は、IT分野ではクエリ(Query)と呼ばれます。


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クエリとは?

クエリとは、「質問」「問い合わせ」を意味する言葉で、必要なデータを取得・処理するためにソフトウェアへ送る要求を指します。

主にデータベースや検索システムに対して使用され、情報の検索・更新・抽出などを行う際に用いられます。


クエリでできること

クエリを使うことで、次のような操作が可能になります。

  • データの検索・取得
  • データの追加(登録)
  • データの更新(変更)
  • データの削除
  • 条件に基づく抽出・集計

大量のデータから必要な情報を効率よく取り出せます。


データベースにおけるクエリ

データベース管理システム(DBMS)では、クエリはデータ操作の中心的な役割を担います。

SQLによるクエリの例

リレーショナルデータベースでは、標準言語として SQL が使われます。

例:

SELECT name FROM users WHERE age >= 20;

このクエリは「20歳以上のユーザー名を取得する」という意味になります。


クエリの種類

● データベースクエリ

データベースから情報を取得・更新するための命令。

● 検索クエリ

検索エンジンに入力する語句や検索条件。
例:「Excel 関数 使い方」

● XML / NoSQL クエリ

XMLデータベースでは XQuery など、データ形式に応じた言語が使用されます。


クエリ最適化の重要性

適切なクエリ設計は、システムの性能や安全性に大きく影響します。

最適化が重要な理由

  • 処理速度の向上
  • サーバー負荷の軽減
  • データ整合性の維持
  • セキュリティリスクの低減

非効率なクエリは、パフォーマンス低下の原因になります。


セキュリティとクエリ

不適切なクエリ処理は、セキュリティリスクを招く可能性があります。

注意すべき例

  • SQLインジェクション攻撃
  • 不正なデータ操作
  • 権限外データへのアクセス

入力値の検証やアクセス制御の徹底が重要です。


クエリの活用シーン

クエリはさまざまな分野で活用されています。

  • 顧客データの分析
  • 売上レポート作成
  • 在庫管理
  • Web検索
  • ビジネスインテリジェンス

データに基づいた意思決定を支える重要な仕組みです。


まとめ

クエリとは、必要なデータを取得・操作するためにシステムへ送る問い合わせです。
データベース操作や検索エンジンなど、情報社会を支える基本的な仕組みとして広く利用されています。

適切なクエリ設計と最適化は、システム性能やセキュリティを高め、データ活用の効果を最大化するために欠かせません。