IT用語入門:JPEG【写真画像を効率よく圧縮できる画像形式】

スマートフォンで撮影した写真や、Webサイトに掲載されている画像の多くは、容量を小さく抑えながら美しく表示できる形式で保存されています。その代表的な画像形式が「JPEG」です。


PR
PR

JPEGとは

JPEG(ジェイペグ)とは、静止画像データを圧縮して保存するための画像フォーマットです。

特に写真のようなフルカラー画像に適しており、現在もっとも広く使用されている画像形式のひとつです。


JPEGの特徴

JPEGは、高い圧縮率と扱いやすさを兼ね備えています。

  • 元画像の約1/10~1/100まで圧縮可能
  • フルカラー(約1677万色)に対応
  • 画質とファイルサイズのバランス調整が可能
  • 多くの機器・ソフトで利用できる高い互換性

これにより、保存容量の節約や表示速度の向上が実現できます。


JPEGが軽量になる仕組み

JPEGは「非可逆圧縮」という方式を使用しています。

圧縮時に人の目で気づきにくい情報を削減することで、ファイルサイズを大幅に小さくします。そのため、圧縮率を高くすると画質が劣化する場合があります。


JPEGの用途

JPEGは、さまざまな場面で利用されています。

  • 写真データの保存
  • Webサイトの画像表示
  • SNSへの画像投稿
  • デジタルカメラの保存形式
  • オンラインショップの商品画像

また、JPEG画像を連続表示して動画のようにしたものはMotion JPEG(M-JPEG)と呼ばれ、映像制作や監視カメラなどで活用されています。


他の画像形式との違い

用途に応じて画像形式を使い分けることが重要です。

形式特徴向いている用途
JPEG高圧縮・写真向き写真、Web画像
PNG劣化なし・透過対応ロゴ、図表
GIFアニメーション対応簡易アニメ

JPEGのメリットと注意点

メリット

  • ファイルサイズが小さい
  • 表示が高速
  • 対応機器が多い

注意点

  • 圧縮時に画質が劣化する
  • 何度も保存すると劣化が進む
  • 文字や図形には不向き

まとめ

JPEGは、写真画像を効率よく圧縮できる画像形式であり、画質と容量のバランスに優れています。WebサイトやSNS、デジタルカメラなど幅広い用途で活用されており、日常的に目にする重要な画像フォーマットです。