インターネットでWebページを閲覧したり、メールを送信したりできるのは、「インターネットプロトコル(Internet Protocol)」という通信規約があるからです。
IPは、ネットワーク上でデータを正しく届けるための基本的なルールを定めた重要なプロトコルです。
インターネットプロトコルとは?
インターネットプロトコルとは、コンピューターネットワークでデータを送受信するためのアドレス指定規約です。
データを「パケット」という小さな単位に分割し、それぞれに
- 送信元アドレス
- 宛先アドレス
といったヘッダー情報を付加します。
これにより、ネットワーク上でデータの正確なルーティングや配信が可能になります。
IPアドレスとの関係
IP通信では、IPアドレスが使われます。
IPアドレスは、ネットワーク上のデバイスを一意に識別するための番号です。
IPは「通信のルール」、
IPアドレスは「通信先を示す住所」のようなものです。
IPのバージョン
現在一般的に使われているIPのバージョンは2種類あります。
IPv4
- 32ビットのアドレス空間
- 約43億個のIPアドレスを管理可能
長年利用されてきましたが、アドレス枯渇が問題になりました。
IPv6
- 128ビットのアドレス空間
- 約340澗(3.4×10³⁸)個のIPアドレスを管理可能
IoT機器の普及などに対応するため、IPv6への移行が進められています。
TCPやUDPとの関係
IPは単独で動作するのではなく、
TCPやUDPといったトランスポート層プロトコルと組み合わせて使用されます。
- IP:宛先まで届ける仕組み
- TCP:確実に届ける仕組み
- UDP:高速に届ける仕組み
このように役割分担することで、インターネット通信が成り立っています。
IPの重要性
IPは、インターネット通信の土台となる技術です。
適切な設定や管理が行われることで、安定した通信やセキュリティの確保が可能になります。
現代社会におけるデータ通信の基盤として、IPは欠かせない存在です。
まとめ
インターネットプロトコルは、データ通信のための基本的な規約であり、送信元と宛先を指定してデータを届ける仕組みです。
IPv4とIPv6の2種類があり、TCPやUDPと組み合わせることでインターネット通信が実現しています。
IPは、世界中のネットワークをつなぐ根幹技術といえるでしょう。