Excel基本操作:Excelのオートフィルの使い方

Excelには、同じ内容や連続したデータを自動で入力してくれるオートフィル(AutoFill)機能があります。複雑な操作は不要で、マウス操作だけで簡単に覚えられます。


1. オートフィルとは?

オートフィルとは、セルの右下にある小さな四角(フィルハンドル)をドラッグすることで、データや数式を自動でコピー・連続入力できる機能です。

これを使うと、1つ1つ手入力しなくても簡単に表を完成させることができます。


2. オートフィルの基本的な使い方

手順

  1. まず、セルにデータを1つ入力します。
  2. セルの右下にカーソルを合わせると、+マーク(フィルハンドル)が表示されます。
  3. そのまま下方向や横方向にドラッグすると、データが自動的にコピーされます。

  • A1セルに「100」と入力し、オートフィルで下にドラッグ → すべてのセルに100がコピーされます。

3. 連続データを入力する方法

  1. A1セルに「1」、A2セルに「2」と入力します。
  2. 2つのセルを選択した状態でオートフィルします。
  3. すると「1, 2, 3, 4…」と連続した数字が自動入力されます。

日付や曜日も同様に、最初の1〜2セルを入力してオートフィルすれば、1日ずつ・1週間ずつ自動で増えていきます。


4. 数式をコピーする方法

  1. A1セルに「=B1*C1」のような計算式を入力します。
  2. オートフィルで下にドラッグすると、行番号が自動調整されてB2C2、B3C3… のようにコピーされます。

5. オートフィルのオプション活用

オートフィルを実行したあと、右下に出る「オートフィル オプション」をクリックすると、

  • コピー
  • 連続データ
  • 曜日だけ
    など、細かい設定を選べます。

6. まとめ

  • オートフィルはコピー・連続入力・数式の自動調整ができる便利な機能
  • 曜日・日付・連番の入力が一瞬で完了
  • ショートカットキーも覚えればさらに効率化