人気イベントのチケット販売サイトにアクセスが集中し、ページが開かなくなった経験はありませんか?こうした「過剰なアクセスによる停止」と似た現象を、意図的に引き起こすサイバー攻撃がDoS攻撃です。
DoS攻撃とは
DoS攻撃(Denial of Service Attack)とは、1台のコンピューターから大量のデータやアクセスを送りつけ、Webサイトやサーバーの正常なサービス提供を妨害するサイバー攻撃です。
DoS攻撃の仕組み
DoS攻撃は、サーバーが処理できる限界を超える負荷を与えることで、正常な利用者がサービスを使えない状態にします。
主な流れ:
- 攻撃者が大量のリクエストを送信
- サーバーの処理能力や通信帯域を消費
- 正常なアクセスが処理できなくなる
- サービス停止や遅延が発生
DoS攻撃の主な手法
■ フラッド攻撃
大量の通信を送りつけ、回線や処理能力を圧迫する
■ 脆弱性攻撃
ソフトウェアの弱点を突いて異常動作を引き起こす
DDoS攻撃との違い
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| DoS攻撃 | 1台の端末から攻撃 |
| DDoS攻撃 | 複数の端末から同時攻撃 |
DoS攻撃は単一の攻撃元のため遮断しやすい一方、DDoS攻撃は多数の端末が関与するため対策が難しくなります。
身近な影響例
- Webサイトが開けない
- オンラインサービスが利用できない
- ゲームや動画配信の接続障害
- ECサイトの決済停止
企業にとっては、売上損失や信頼低下につながる重大なリスクです。
主な対策
- ファイアウォールやWAFの導入
- 通信トラフィックの監視
- 異常アクセスの自動遮断
- サーバーの負荷分散(CDN利用)
- ゼロトラストセキュリティの導入
まとめ
DoS攻撃は、大量のアクセスを送りつけてサーバーの処理能力を超えさせ、サービス提供を停止させるサイバー攻撃です。企業やサービス運営者にとって深刻な被害をもたらす可能性があるため、早期検知と適切なセキュリティ対策が重要です。