近年、ソフトウェアの利用やデータ保存、システム運用の方法は大きく変化しています。
自社サーバーや個人のパソコンに依存せず、インターネット経由でIT資源を利用する仕組みとして普及しているのがクラウドコンピューティングです。現代のビジネスやIT環境を支える重要な技術となっています。
クラウドコンピューティングとは?
クラウドコンピューティングとは、インターネットを通じてサーバー、ストレージ、データベース、ソフトウェアなどのITリソースを提供する技術やサービスのことです。
ユーザーは自分でハードウェアやシステムを用意する必要がなく、必要なときに必要な分だけ利用できます。
従来のIT利用との違い
従来は、自社内にサーバーや設備を設置(オンプレミス)して運用するのが一般的でした。
● 従来型(オンプレミス)
- サーバー購入・設置が必要
- 初期費用が高い
- 保守・管理の負担が大きい
● クラウドコンピューティング
- インターネット経由で利用
- 初期投資を抑えられる
- 運用・管理の負担が軽減
クラウドコンピューティングの主なメリット
● コスト削減
設備投資が不要で、利用量に応じた課金が一般的です。
● スケーラビリティ(拡張性)
アクセス増加や業務拡大に応じて、リソースを柔軟に増減できます。
● 柔軟性と迅速な導入
短期間でシステムを構築・運用できます。
クラウドのサービスモデル
クラウドコンピューティングは提供内容により次の3つに分類されます。
■ IaaS(Infrastructure as a Service)
サーバー、ネットワーク、ストレージなどのIT基盤を提供。
■ PaaS(Platform as a Service)
アプリケーション開発・実行環境を提供。
■ SaaS(Software as a Service)
ソフトウェアをインターネット経由で利用可能。
まとめ
クラウドコンピューティングは、インターネットを通じてITリソースを提供する技術であり、コスト削減、柔軟性、拡張性など多くの利点を備えています。
企業のDX推進やリモートワークの普及を支える基盤として、今後ますます重要性が高まっていくでしょう。