IT用語入門:クライアントサーバー【サービスを利用する側と提供する側の仕組み】

Webサイトを閲覧したり、メールを送受信したりするとき、私たちはネットワーク上の仕組みを通じてサービスを利用しています。
その基本構造となっているのがクライアントサーバーモデルです。


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クライアントサーバーとは?

クライアントサーバー(Client–Server)とは、サービスを利用する側(クライアント)と、サービスを提供する側(サーバー)の2つに役割を分け、ネットワークを介して通信する仕組みのことです。

このモデルは、ネットワーク上でリソースやサービスを共有するための基本的なコンピューティング方式です。


クライアントの役割

クライアントとは、サービスを利用する側の機器やソフトウェアを指します。

主な例

  • パソコン
  • スマートフォン
  • タブレット

主な役割

  • ユーザーの操作を受け取る
  • サーバーへリクエスト(要求)を送信
  • 受け取ったデータを画面に表示

ユーザーが直接操作するのがクライアントです。


サーバーの役割

サーバーとは、サービスやデータを提供する側のコンピューターやプログラムです。

主な役割

  • クライアントからの要求を受信
  • データベース処理や計算処理を実行
  • 必要な情報を生成して返送

提供する主なリソース

  • Webページ
  • ファイル
  • アプリケーション機能
  • データベース情報

サーバーは多数のクライアントからの要求に対応します。


クライアントサーバーの通信の流れ

基本的な動作は次のような流れです。

  1. クライアントがサーバーへ要求を送信
  2. サーバーが要求内容を処理
  3. サーバーが結果をクライアントへ返送
  4. クライアントが結果を表示

この「リクエスト → レスポンス」の仕組みが基本です。


クライアントサーバーモデルのメリット

● データの一元管理

サーバー側でデータを集中管理できます。

● 効率的なリソース利用

高性能なサーバーが処理を担当します。

● セキュリティ管理が容易

アクセス制御や監視をサーバー側で実施できます。

● 拡張性が高い

利用者増加に応じてサーバーを増設できます。


まとめ

クライアントサーバーとは、サービスを利用するクライアントと、サービスを提供するサーバーがネットワークを通じて通信する仕組みです。
Web閲覧やメール、クラウドサービスなど、現代のインターネットサービスの基盤となる重要なモデルです。

この仕組みを理解することで、ネットワークやシステムの動作をより深く理解できるようになります。