カットオーバーとは
カットオーバーは、新しく用意したシステムを本番環境で使い始める切り替えの瞬間や、その時点を指します。旧システムから新システムへの移行が完了し、業務が新システム側で動き出す状態です。「本番化」「本稼働」「本番移行」とほぼ同義で、サービス提供では和製英語の「サービスイン」と呼ばれることもあります。
実務では、移行の可否を判定する基準をあらかじめ定めます。これをカットオーバークライテリア(移行判定基準)と呼び、機能の完成度だけでなく、データ移行の検証、利用者教育、運用体制などの準備状況を総合的に確認します。最終のGo/No-Go判定もこの基準に沿って行います。
適切に計画されたカットオーバーは、停止時間の最小化やリスク低減に役立ち、混乱を防ぎます。要するに、カットオーバーは準備を整え、合図とともに新体制へ確実に切り替える節目です。システム導入の成功を左右する重要なマイルストーンだと覚えておくとよいでしょう。
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