IT用語入門:暗号化【データを安全に守る仕組み】

インターネットでメールを送ったり、Webサービスにログインしたりする際には、「暗号化」という技術が欠かせません。
暗号化は、第三者による盗み見や不正利用を防ぐために、データを安全な形に変換する仕組みです。この記事では、暗号化の意味や仕組み、代表的な暗号化方式について初心者向けに解説します。


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暗号化とは?

暗号化とは、第三者に不正に機密データを見られるのを防ぐために、特定のアルゴリズムを使ってデータを読み取れない形に変換する技術です。
インターネット上でやり取りされるデータは、暗号化されていなければ途中で盗み見られる危険があります。暗号化を行うことで、情報窃取や情報漏えいのリスクを大幅に軽減できます。


平文・暗号文・復号の関係

暗号化のプロセスでは、元のデータを平文と呼びます。
この平文を一定の規則(アルゴリズム)に基づいて変換したものが暗号文です。

暗号化されたデータを元の状態に戻す処理を復号といい、正しい鍵を持つ人だけが復号を行えます。


暗号化方式の種類

暗号化方式は主に3種類に分けられます。

共通鍵暗号方式

暗号化と復号に同じ鍵を使用する方式です。
処理が高速で、大量のデータを扱うのに向いていますが、鍵を安全に共有する必要があります。

公開鍵暗号方式

暗号化には公開鍵、復号には秘密鍵(復号鍵)を使用する方式です。
秘密鍵は特定の人だけが持つため、安全性が高いのが特徴です。

ハイブリッド暗号方式

共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式を組み合わせた方式です。
現在のインターネット通信では、この方式が広く使われており、高い安全性と効率を両立しています。


公開鍵基盤(PKI)とは?

公開鍵基盤(PKI)は、暗号技術を利用した認証の仕組みです。
通信相手が本当に正しい相手かを確認できるため、なりすまし防止やセキュリティ強化に役立ちます。
WebサイトのSSL/TLS通信などでもPKIが利用されています。


暗号化が重要な理由

データ保護の重要性が高まる中、企業や個人にはより強固なセキュリティ対策が求められています。
暗号化は、通信の安全性を確保し、情報漏えいや不正アクセスからデータを守るために欠かせない技術です。


まとめ

暗号化は、データを第三者に読み取られない形に変換することで、通信や情報管理を安全にする技術です。
共通鍵暗号方式、公開鍵暗号方式、ハイブリッド暗号方式といった仕組みがあり、現在のインターネット通信では高い安全性を持つ暗号化技術が広く使われています。
暗号化は、今後も情報社会を支える重要な基盤技術として欠かせない存在です。